「働き方生き方を自分で決める!そんなきっかけを伝えてまわりたい!」
子育てをしながら、司会、講師として、全国を駆け回り、色んな人と会い、大好きなお酒と美味しものを楽しむつたえびと みっこ こと 二岡美樹子(ふたおかみきこ)です。
人は、私のことをサイボーグタフ岡と呼ぶ
押し付けるでない
司会業についてから25年。
結婚式、式典、イベント、キャラショー、ウグイス嬢・・・
いろいろ体験はさせていただいた。
でも行き着いたのは葬儀の司会。
葬儀と聞くだけで、マイナスイメージもある。
それは仕方ない。
でも、誰しも通る道なんだ。
しかも、1回しかない。
そして、その時自分はいない。
そんなことは他にないかもしれない。
ヒトの致死率100%。
だれしも赤ちゃんを経験しているのと同じく
だれしも死を経験する。
そんな、だれでもかれでも携わることのできない場面で「つたえる」をできる仕事。
そんな中で大事にしていること。
当たり前の価値観を押し付けない!
葬儀なんだから悲しむもの
最後のお花はたくさんいれること
お別れの時間はたくさんとるもの
高いお花はお顔まわりに置くこと
なぁ〜〜〜〜〜〜んて。
絶対、決めつけちゃいけない。
それぞれに、大事なことはある。
どうぜ、こうでしょ!
なんておしつけちゃいかん!
一番やっちゃいけないことだと思ってる
yesマンでもいけない
じゃぁ、お客様がいうことを、yes、yesと聞くことがいいのか?
それも違うって思ってる。
葬儀って大事なヒトが亡くなって、正しい判断力がもてなかったり
知識がなかったりする。
そんなときになんでもいいですよ〜いいですよ〜っていうのは簡単。
でも、喪家さんが周りから変な目で見られない?
選ぶのはお客様だけど、その前にちゃんと選択肢を与えておいてあげたい。
yesマンでいることこは楽なんだよ。
お客様に”一見”いいヒトにみられるからね。
でも、一見だし、よくみられたいだけのサービスじゃん。
お客様の本当のためになってるかっていったら・・・
って思う。
だから、私は最善を提案する。
もちろん押し付けはしない。
最後は、自分たちで選んだという状況で。
一緒に泣くヒトはいらない
今日の送りは、50代の交通事故、不慮のお別れでした。
うちのパートナーの1歳上、要はそんなにかわらない。
どうしても自分の立ち位置とかぶせてしまう。
でも、この場合、私の感情なんてどうでもいい話。
もちろん、心がうごかないことはない。
自分だったら・・・
なんて、投影してしまうことなんてしばしばだよ。
でもでも、私の仕事で大事なことは
一緒にないてあげる仕事じゃない
一緒にないてあげるために、高いお金を払ってもらってるんじゃない。
今日は不覚にも泣きそうになったよ。
でも、だめ!
泣きたい喪家さんにはないてもらえるように
しっかり送りたい喪家さんにはしっかり送ってもらえるように
喪家さんが行き届かないところをサポートするのが私たちの役目。
司会は、それを声で届ける。
葬祭ディレクター1級をもってる私だからこそ
20年伝え続けてきた私だからこそ
できる送り。
どんだけ悲しい場面かもしれないけど、大事なことはつたえる
でも、私は選ばない。
選んでももらえるように、しっかり寄り添います。
今日は、喪主である、奥さんの肩を何度と支えたことか。
基本、支えは親族さまがされるけど、状況に応じます。
一緒にのった霊柩車の中で、ボソッと
「主人、車に乗ったら、いつもAMラジオのこんちゃんの番組きいてたんですよね・・・」
と
私ができること
携帯ラジコでその番組を流してあげること。
だからこそ、私は使えても使えなくても
そのときのためにツールはできるだけ知っていたい。
そして、喪主さんが泣いた
「これ夢でみました・・・正夢になっちゃった・・・」
そんな時、私にできることは肩をさすることだけ。
私は、知人でも友人でもないから
ここは絶対勘違いしちゃいけない。
親族でも友人もないってこと。
だからこそ私にしかできないことってたくさんあるんだけどね。
そんなことを大事にこれからもおくりびとは続けていきます。
そんな、私だから
「働き方生き方は自分で決める」ということを伝えていきたいと思ってます
みなさんの人生がサイコーになりますように。
good Time!
二岡 美樹子
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