干し芋が好きだからと干し芋を販売を始めて
丸太が欲しいといったら、丸太まで譲ってくださる方をみつけ・・・
世の中はいい人だらけだなと幸せいっぱいな気持ちです。
こんにちは、“関わる人すべてが豊かな人生に”をめざして
なないろじかん 代表 みっこです。
なないろじかんは
バス型キャンピングカーのキッチンカーでカラダに優しいランチを提供をしたり
葬祭において、ココロでお送りする司会、スタッフの請負をしている会社です。
デキルコスタッフ
バス型キャンピングカーのキッチンカーは、お空の下がカフェというコンセプトで
ソラカフェなないろじかんとして、いろんなところへいかせていただいております。
そこで、働いてくれているのが、デキルコスタッフ 友子さん。
写真の右にうつってるお人。
親子カフェなないろじかんのころから働いてくれています。
実店舗を閉めて、キッチンカーになるまででもずっといてくれて
ここまでついてきてくれました。
また、別の場所でカフェをやると思ったら、大きなバス買ってきて
これでやるよと伝えたら
友子さん「あ、あの軽自動車しか運転したことないんですが・・・」
私「大丈夫、大丈夫」
*なないろバスは、定員10名のキャンピングカー仕様、8ナンバーなので
普通免許で運転できます。
となにが大丈夫やねん。な感じですが、一回、横について乗っただけで、
「次は一人でいってみよ〜〜〜」とむちゃぶりされても
今や、川西市内をかっこよく乗り回してくれています。
提供している、ランチも盛り付けなども全部考えてくれて
とても丁寧に作ってくれています。
本当に頭のいい人だなと思ってます。
私が伝えるのは、ざっくり、ばくっりな全体像と大事な想いの部分だけ。
それを形にしてくれて、いつも感謝です。
得意を仕事に
去年、コロナが発生して、なないろじかんのあり方も、問われることになりました。
キッチンカーなので休業をせまられることはありませんが
イベントは全て中止になり、町から人が消えました。
ずっと同じところに縛られていては、衰退していきます。
なないろも進化していかねばなりません。
そんな時、やっぱりスタッフの、好きなこと、得意なことで
新しく仕事を生み出していきたいと思っています。
友子さんの好きなことは、料理を作ること でした。
そこで考えたのが 「つくおき なないろさん」
コロナになって、外にもでられず、買い物もままならない
学校も休校になり、毎日、お昼ご飯を用意して仕事にいかないといけない
すると、スーパーやコンビニのお惣菜、カップラーメンに頼ることがふえてくる
もちろん、それが悪いわけじゃない。うちも頼る時は頼ってるから。
でも、それが続いたら・・・?
社会の課題といわれている、いくつかの課題は食からきていることもある。
でも、そういったって仕方ないよねという状況はたくさんあります。
だったら、おウチにお伺いして、2〜3日の作り置きをつくってくるというサービスを
してみてはどうだろうか?
とかんがえたのが「つくおき なないろさん」だったのです。
問題発生は新しいものが生まれるチャンス
と、コロナで営業がままならない時に、スタッフとあれやこれやサービス組み立て。
作り置きサービスは、事業を始めるのに、許可の必要がなく、
始めるにはリスクも少ないというのがメリットである一方、問題もでてくるわけです。
基本、私がやるなら、やっちゃえ〜〜なんとかなるさ〜〜なんですがw
スタッフのやりたいことをやる時は、できれば、不安材料は極力少なめにしておきたい。
- 女性一人でお客様のご自宅へ向かうことへの不安
- お客様が他人を家へ入れることのハードルの高さ
- コロナで人との接触
1に関しては、例えば、一人でお客様のおうちに行って、物の紛失、破損があった場合であったり、
男性のお住まいのところへいくことの不安、これは行かせる側としても大きな不安があります。
2に関しては、我が家も含め、周りの知り合いをみているとまず、家事代行しにきてもらうのに
家を片付けなければならない・・・
いやいや、てんやわんやで大変だから、家事代行頼むのに、そのために家を片付ける・・・
という本末転倒な話w
あとは、ワーキングマザーでお子さんしかいないお家に来てもらう不安。
3に関しては、そもそもコロナで他人との接触をたっている時に
他人に来てもらうことへのリスク。
私やスタッフの知り合い位ならできそうだけどそれではサービスにはならない。
そう考えた時に、始めるのは簡単だけど、リスクの方が高くなるわけです。
ここで発動「だったどうする」です。
問題が出てきた方がワクワクする変態なもんで。
だったら、作って届けたらいいわけです。
今回の問題は簡単に解決です。
なぜなら、うちには真空パック機械があるのですから〜〜〜!!
ただ届けるだけの宅食ではなく、なないろだからできること
作り置きを届けるだけ
簡単じゃ〜〜ん!
とはならないんですよね・・・
私ごとですが、5年ほど前に父が大阪から川西に引っ越してきました。
足も弱ってきて、買い物に行くこともしんどい様子。
ご飯は、私がつくって届けたりしていたのですが、
子どもがまだ小さく、仕事もしていることから、父も気を使い遠慮するように
なりました。
そこで、有名企業の宅食サービスに依頼をしたのです。
キャッチコピーが「安否確認にもなる」でした
安否確認という言葉もどうかと思うのですが、人が大好きだった父にとって
人と話す機会があるのは、きっといいことだなと頼んでみることにしたんです。
しかし、実際は違いました。
お届けでチャイムを鳴らしてくださります。
よいしょと立ち上がり、玄関のところに行った時にはもう誰もおらず
玄関先には、保冷ボックスが置かれていて、冷えたお弁当が入っている状態。
チャイムを鳴らしてすぐに置いていなくなっているということではなく
何度か鳴らしてくださって待ってくださっているけど、間に合わないんです。
そうして、父はただ箱に届けられたお弁当は口もつけずに置いておかれることが増えて
宅食サービスはやめることにしました。
人とお話しをする
人と一緒にご飯をたべる
とても大事なんだと、この時、痛く感じました。
父が亡くなる前に家族みんなで行った焼肉屋さんのこと
意識がなくなる前日に買ってもらったナタデココのジュース
息子は今もじぃじを思い出すのに大きく残っている記憶なんです。
食の成分もだけど、食を通じた人との繋がりはとても大事なこと。
それで、どこでもいけるキッチンカーにしたわけですから。
一緒にご飯をたべる・・・ここはなかなか難しいけど
せめても、お話だけでもできたらいいなと思います。
もちろん、望めばですけどね。
某企業の宅食が悪かったわけじゃない・・・そりゃ効率を考えたら一軒一軒にそんなに
時間をかけてられない。
でも、なないろはそこをやりたいな、なないろだからできるなって思ってます。
お一人のお年寄りの方に挨拶するだけでもいい、今日あったこと聞くだけでもいい
一人でお留守番しているお子さんの顔をみるだけでもいい
産後のお母さんにちょっとした愚痴をきくのもいい
そんな「つくおき なないろさん」をやっていきたいなって思います。
適材適所
そう考えて1年、秋口にはコロナも一旦、落ち着いてソラカフェにもお客様がもどってこられたり
イベントが復活したり、新しくダリア園を担当させてもらえたり・・・と
忙しくなってきて、友子さんしかいないソラカフェは、つくおき なないろさんを
ちょっと保留案件に回すことになりました。
そんな時にご縁をいただいて新しくなないろ スタッフ増員です。
天真爛漫スタッフえみちゃん
前職は、某食品配達お届け系。
お客様とお話しながらお届けしていると、数がまわれず売り上げもあがらない
会社からも叱られる・・・でも、ただ届けるだけでは・・・
とジレンマを抱えて辞めた経験を持ってる!
おおおお!
まさに!!
なないろがやりたいことにぴったりなお人!
そうです。忘れちゃいけないのが
友子さんが好きなこと得意なこと「料理を作ること」
そこにの私の想いを足して仕事を作り出すんだけど、
必ずしも友子さんがやりたいことじゃなくもでてくる。
もちろん仕事なのでしてもらうこともあるんだけど。
そこに、えみちゃんの好きなこと得意なこと「人とお話しする」
友子さんの「料理を作ること」とえみちゃんの「人とお話しすること」
矛と盾を手に入れたようなもんです!
これで、まさに、カラダに優しい食事をココロをこめてお送りする
つくおき なないろさん
ができそうなんです。
それぞれがファンになってもらう
えみちゃん出勤初日。
さんかく広場出店は大忙し。
研修もままならないえみちゃんはできることないけど
お一人のおねえさまがなないろランチをさんかく広場でめしあがってくださる間
えみちゃんがとなりに座って、お話ししてくれていたそうです。
キッチンカーだけど、さんかく広場で人が集ってくれる日常になればいいなと思って
いたので本当に嬉しいことです。
友子さんにもファンがいて
えみちゃんにもファンができて
そこに人が集ってくれるといいなと願っています。
春はワクワクする季節ですね。
次のステージ
とはいえ、キッチンカーも忙しく、加工所も新設する、なんならちょっとカフェもやる
そして、決算月・・・かなり多忙でどこまで進むかわかりませんが
なにより、今年は、各部署で働いてくれているスタッフにチームを作っていきたいと
思っていました。
まだまだ小さい会社なので、それぞれの部署でそれぞれが頑張ってくれている状況。
今年は、そこに一人二人、仲間を作っていきたいと考えています。
スタッフが一人増えたら、戦力は2倍3倍になります。
次のステージにむけて
”関わる人すべてが豊かな人生に”をめざして
進化していく
なないろじかん
スタッフともどもよろしくお願いいたします。
二岡 美樹子
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