仏教になじみがなくたっていい

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葬儀司会

yesか、ハイか、よろこんで!

葬儀司会をしながら、キャンピングカーでソラカフェなないろじかんを運営し、まんなかすみっこ子ども塾を主催する つたえびと みっこです。

 

自宅引きこもりが多い中も葬儀はあるので、葬儀司会の仕事には出ています。

逆縁

葬儀用語で逆縁という言葉があります。

仏教を非難批判すると、かえって仏門に入ることになるという意味もありますが、

そちらではなく、

年が上である親より、年が下である子どもが先に亡くなり、親が弔うこと

をさします。

葬儀の仕事をしていると、そういう場面に出会います。

順番があるわけではないけど、やはり親より子どもが先になくなることは辛いことです。

私も親になり、そんな喪家さんの気持ちも痛いほど伝わってきます。

 

最近の仕事は、そんな逆縁の辛いお別れでした。

黒子であること

私たち司会者は、黒子であることを大事にすべきだと日々考えています。

終わってみて、いたかな?いなかったかな?でも無事に済んだよねと思っていただけるくらいの存在でないといけない。

司会者だからと前に前にでる仕事ではない。

ましてや一緒に泣いてあげる立場でもない。

送る人たちが、後悔のないように、滞りなくすすめること。

かといって、YESマンであってもいけない。

送る方の想いと専門知識を掛け合わせて、よりよい送りを創造していくこと。

お別れ自体もただただ長ければいいというものでもない。

ちょういい”あんばい”ですすめていくこと。

葬式仏教だけでない救い

葬式仏教という言葉がある。

本来の仏教の在り方ではなく、お葬式のときにしか必要とされない現在の日本の仏教を指す言葉として知れわたっている。

という私も、これだけ仏教や神道などに関わる仕事をしていても、仏教の在り方からは離れている人間である。

でも、最近の逆縁のお葬式で感じたこと。

仏教の教えが、残されたお父さんお母さん妹さんの心を救ってくれていると

なにをいっているかわからない仏教の教え、お経でもいい。

でも、長年語り続けられてきたものだからこそ、頭で考えるとかそういうことだけではないものを感じました。

宗教がと大きなことでなくていい

私が21年葬儀司会をして培ってきたものがある。

宗教がとか、仏教がとか、神道がとか、でなくていい。

ブッダの言葉とか仏教の教えとか、これから生きていくヒントだとか

子育ての助けとかビジネスに活かして行けたりとかすると思う。

そんなことを私は伝えて行こう。

私にできることが誰かのためになるように。

 

ずっと、とりあえず、ブログを書いてきました。

でも、このブログは別に書き溜めていけるものを作って行こうと思ってます。

未来を見据えて私ができることを一歩一歩。

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二岡 美樹子

代表合同会社なないろじかん
合同会社なないろじかん 代表。 1974年11月7日京都生まれ。 葬儀司会23年。葬儀司会・スタッフ派遣のセレモニー事業と バス型キャンピングカーで動く店、ソラカフェなないろじかん、なないろ食堂、 ツクオキなないろさんでからだに優しいごはん、加工品を販売するカフェ事業を展開中。

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